キシリトールの役割とは? ライフ 川越 歯科
投稿日:2019年11月21日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちわ!!ライフ川越歯科のもっちゃんです!
一段と冷え込んできましたね。インフルエンザもそろそろ増えてくる時期です!
みなさんインフルエンザにかからないようにぜひ、予防接種してくださいね!
さて、今日はキシリトールのお話をしようと思います。
皆さん、キシリトールという言葉を何度か耳にしたことはあっても
詳しくは、わからないという方が多いのではないでしょうか。
キシリトールの役割としては、
1つは、酸を作り出さない糖であること。
一般的なの糖を摂取すると、
ミュータンス菌が糖を分解して発酵させ酸を作ります。
それによって歯の表面は溶けてしまい虫歯になってしまいます。
ですが、キシリトールは甘味料でありながら、
ミュータンス菌はキシリトールを分解することができないため、酸を全く作り出しません。
そのために虫歯ができないと言われています。
2つめは、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を
甘味料の中で唯一弱められるという性質があるということ。
ミュータンス菌はキシリトールをどんどん取り込むので、
ミュータンス菌の働きが弱くなってしまいます。
そのため、長期的にキシリトールを取り込んでいると
ミュータンス菌の繁殖力が弱くなって虫歯のできにくい口腔内の状態になるのです。
それが、キシリトールが虫歯予防に効果があるという理由です。
ここで注意していただきたいのが
一般にキシリトール配合のガムやタブレットがたくさん売っている
キシリトールガムやタブレットには、キシリトールが100%ではないという事です!
キシリトールが100%ではないということは、
他の甘味料が入っているということなので、
それによってミュータンス菌は酸を作り出し、
虫歯を作り出してしまうことがあります。
そのため、キシリトール入りのガムやタブレットを買う時には
そこを注意してなるべくキシリトールが多く入っているものを選択するようにしましょう。
歯科医院で販売しているものであれば
キシリトール100%に近いものが販売しているので歯科医院での購入をお勧めします!
それから、キシリトールは虫歯予防があるという説明をしてきましたが、
キシリトールを摂取すれば虫歯にならないわけでも、虫歯が治るわけでもありません。
日々のブラッシングも大切です!
ぜひ、今のブラッシング習慣+キシリトールで虫歯になりにくい環境を作りましょう!
ライフ川越歯科
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当院ではカリソルブ治療も行っております。
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